本堂入口には大天狗と烏天狗の大きな面が掲げられ、その鋭い眼光は世の災いに睨みをきかせているようにも見えます。
そのまま視線を上へ向けると、天井絵を見ることができます。この天井絵は有名な浮き世絵師、葛飾北斎の師といわれている三代目堤等琳の手によるもので、勇壮な龍が墨を使った点描画法で描かれています。(縦横3m×2m) 等琳の作品はあまり残っておらず、屋根の葺き替え工事をした際に発見されたこの作品は、長い時を超え現代に蘇った貴重な一品と言えます。 また、等琳は初代伊八と同時代に活躍し、龍の絵や風景画など全ての分野で北斎に影響を与えたとされています。