ご本尊である[いづな様]は天狗のお姿で風を操り、火や波を鎮めるとして海上安全、また恐ろしい火災から守ってくれる有り難い神様として広く知られ、毎年12月15日に行われる大祭には【火防のお札】を受けるため、近隣はもとより都内からもたくさんの皆さまに御参詣いただいています。
 
宗派
 天台宗
開基
 慈覚大師
本尊
 飯縄大権現
祭神
 飯縄大権現
住所
 岬町和泉2935
電話
 87-3534
由緒
 本堂 1792年
祭祀
 12月15日 火防
  2月28日  飯縄寺不動尊厄除縁日(厄除祈祷護摩焚き)
 

本堂入口には大天狗と烏天狗の大きな面が掲げられ、その鋭い眼光は世の災いに睨みをきかせているようにも見えます。

 

本堂内外には【波の伊八】といわれた名工、武志伊八郎信由(たけいしいはちろうのぶよし)作【牛若丸と大天狗】の欄間彫刻があります(横3.5m 横1.08m)
 

そのまま視線を上へ向けると、天井絵を見ることができます。この天井絵は有名な浮き世絵師、葛飾北斎の師といわれている三代目堤等琳の手によるもので、勇壮な龍が墨を使った点描画法で描かれています。(縦横3m×2m) 等琳の作品はあまり残っておらず、屋根の葺き替え工事をした際に発見されたこの作品は、長い時を超え現代に蘇った貴重な一品と言えます。 また、等琳は初代伊八と同時代に活躍し、龍の絵や風景画など全ての分野で北斎に影響を与えたとされています。